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セカンドウインドⅡ [自転車]

待ちに待った、セカンドウインドⅡが発売されました。前回はここ

ロード自転車、青春、成長&ときどき恋愛が混ざっているとてもスピード感がある小説だ。
私が出会ったのは昨年9月であったが、当然もっと前に発刊されていた。

おかげで、昨日、一昨日と深夜遅くまで本を読んでしまった。(家族が寝てからでないと、なかなか時間がとれません。通勤時間も5分ですからね~)

ネタばれ注意ですが、さわりだけ。

前回は金剛ヶ峯自転車ロードレース大会のスタートして時点で終了。
一作目で主人公の溝口洋(ミゾグチ ヒロシ)通称、洋(ヨウ)が中学3年だったが、今回の物語はいきなり高校2年生の春から物語りが始まる。(自転車特待生として高校入学)
レースの結果は回想シーンででてくる。しかし、ここで、ゴールでの出来がトラウマになり、不調(自分気持ちの上での弱点で)となってゆく、2年生となってからは、それが原因で主力から外れアシストの立場でいた。
そして、色々の人との関わりや、周りからの期待等々色々ありながら成長し、再び主力として参加・・・・
彼を囲む人々もみな魅力的だ。
彼の両親はいまだ不明(父は有名がレーサーだったらしい)がその糸口もちらほらちりばめられている。
今回は寮で同室だった友人が、海外留学(現在はフランスとイタリアスペイン(でしたの国境近辺を旅行中らしい)そこから絵はがきが来たがその写真は、母が送ってくれた写真と同じ風景だった・・・・・。
ガールフレンドになりそうな人物も多数。
期待ばかりがふくらむ。

この小説は、上記したとおり、スピード感があり、色々なところに複線が貼られており、最後にはどうなるか楽しみだ。
自転車競技としての描写は多少(?)があると思うが、全体としてみば全く問題ないと思う。(つっこみ所は多いとうこと)しかし、それを差し引いてもあっという間に読んででしまうほどおもしろかった。

私自身の好みで、申し訳ないが、映画でも小説でも続編もので一番好きなのは真ん中(今回でいうとⅡ)が好きだ。つまり前後をつなぐ重要な作品であり、おもしろくしなければいけない。
それも、前回の内容を引き継ぎつつ後半の作品に期待をもたせ、中途半端で終了させながらも、話しを完結させなけばいけないという重要な使命を帯びていると思う。
シリーズものでは、中間の作品がしっかりしているのもは全体として良い作品だと思っている。
それだけ、構成が練られたとてもいい作品。

話しを戻すが、今回のセカンドウインドⅡ。発売が延長につぐ延長されただけあって実によく練られていると思った。

一年くらい先に話しになるかもしれないが、セカンドウインドⅢが楽しみだ。
川西蘭先生期待していますよ~

 


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